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実験の記録-古民家改修3

2020年1月6日、古民家の現状確認と改修の打ち合わせのため、半年ぶりに志村邸を訪れる。


最後に訪れたのは、大工さんたちによる改修前、2019年初夏のころだった。

地元の大工さんの手仕事により、一番傷みの激しかった寝室部分の床は見事に修繕され、土間だった台所は板張りの床になっているなど、人が住むことがなくなり朽ちかけていた古民家は、この数か月の暮らしによって着実に家としての機能を取り戻しつつあった。

しかし、久しぶりに訪れた古民家の中を案内してもらっている最中、「ここ、戸が挟まって動かないんでこの隙間から奥へどうぞ」とか、「ここの床は仮止めなんです」などなど、、、。どうやら課題はたくさんありそうな予感。


ここでの暮らしの全貌が少しずつ見えてきたところで、全員で今後の改修についての話し合い。

Howの資料室から持参した家に関する資料などを見ながら、この家の特性を活かしつつ自分たちの暮らしとフィットさせていくためにはどのようにしたら良いか、互いに意見を交わしイメージを共有していく。元々、価値観や美しいと思うものに対する意識などが近いところにあると感じていたので、ある程度のプランを立て改修作業を進めつつも、その都度見えてきた景色に合わせながら最良の方法を選んでいくことになった。

そしてまずは、傷んだ箇所の修繕と古民家の寒さ問題について取り組んでいくことになる。


つづく・・・



(資料を見ながら家の細かいディティールやニュアンスなどを共有していくことで、改修を進めていくためのヒントを丁寧に拾っていく。)


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